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詳細
閲覧数:1333
ID |
AN10533924-20020300-1003 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10533924-20020300-1003.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 446.6 KB |
Last updated |
: Oct 26, 2011 |
Downloads |
: 3875 |
Total downloads since Oct 26, 2011 : 3875
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タイトル |
花びらに書く
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別タイトル |
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著者 |
山本 利達
(Yamamoto ritatsu)
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奈良大学大学院 文学研究科
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.7号,
(2002.
03)
,p.45-
59
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識別番号 |
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抄録 |
平安朝の仮名文学作品に、「花びら」に歌や歌句を書いたと表現されていることがある。その時、「花びら」は、実の花びらであるとも、造花であるとも、説がわかれることがある。また「書く」のは、花びらに直接書くのだとも、短冊の類に書いてつけるのだとも、両説がある。用例についてみたところ、「花びらに書く」という時、「花びら」は実の花の場合と、造花の場合がある。しかし、造花に書いたと考えられる場合はあるが、実の花びらに直接書いたと考えられるものはないように思われる。花びらに書いたと表現される場合、造花の花びらに直接書く以外は、歌や歌句を書いた短冊の類を、実の花、または造花の小枝につけたものと考えられ、「花びらに書く」とは、そういうふうに理解する言語環境での表現であったと考えられる。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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