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ID AN10533924-20020300-1003
アイテムタイプ Article
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Last updated : Oct 26, 2011
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タイトル 花びらに書く
別タイトル
Writing on a petal
著者
山本 利達 (Yamamoto ritatsu)
奈良大学大学院 文学研究科
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.7号, (2002. 03) ,p.45- 59
識別番号
ISSN
13420453
抄録 平安朝の仮名文学作品に、「花びら」に歌や歌句を書いたと表現されていることがある。その時、「花びら」は、実の花びらであるとも、造花であるとも、説がわかれることがある。また「書く」のは、花びらに直接書くのだとも、短冊の類に書いてつけるのだとも、両説がある。用例についてみたところ、「花びらに書く」という時、「花びら」は実の花の場合と、造花の場合がある。しかし、造花に書いたと考えられる場合はあるが、実の花びらに直接書いたと考えられるものはないように思われる。花びらに書いたと表現される場合、造花の花びらに直接書く以外は、歌や歌句を書いた短冊の類を、実の花、または造花の小枝につけたものと考えられ、「花びらに書く」とは、そういうふうに理解する言語環境での表現であったと考えられる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 7号
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