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ID AN10533924-20020300-1043
アイテムタイプ Article
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Type : application/pdf Download
Size : 1.1 MB
Last updated : Oct 28, 2011
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タイトル 博物館における震災体験の記憶と伝達―「北淡町震災記念公園(野島断層保存館)」をめぐって―
別タイトル
How to prevent records of disaster experiences from weathering in terms of musuem display?: The case of Nojima Fault Preservation Museum
著者
矢守 克也 (Yamori katsuya)
奈良大学大学院 社会学研究科
publisher 
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.7号, (2002. 03) ,p.331- 358
識別番号
ISSN
13420453
抄録 本研究は、阪神・淡路大震災(1995年1月17日)にともなう体験の記憶とその伝達をめぐって筆者が展開してきた一連研究の一部である。本研究では、震災に関連して建設された博物館が果たす心理・社会的機能について論じる。具体的には、震災後3年を経て、同震災を引き起こした震源断層である野島断層(兵庫県淡路島)の保存を主たる目的として建設された「北淡町震災記念公園(野島断層保存館)」をとりあげた。まず、同施設の建設経緯、施設展示・運営内容に関する事実経過、客観的事実・現状について集約した(Ⅱ節)。次に、筆者自身のフィールドワーク(現場観察、スタッフや見学者に対するインタビューなど)に基づいて、同施設の運営に携わる人々(館内スタッフや語り部の人々)、および、そこを訪れる人々が示す態度、行動上の特徴について列記した。あわせて、Ⅱ節で報告した個々の展示内容が果たしていると思われる機能についても言及した(Ⅲ節)。最後に、Ⅳ節では、以上の2節を踏まえて、同施設が阪神・淡路大震災の記憶とその伝達に果たす役割、および、問題点、ひいては、博物館一般が現実的な出来事の記憶とその伝達に果たす役割、および、問題点について考察を加えた。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 7号
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