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ID AN10533924-20040300-1026
アイテムタイプ Article
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Last updated : Oct 31, 2011
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タイトル 棚田の整備・利用と保全
著者
神田 竜也 (Kanda tatsuya)
奈良大学大学院生  
publisher 
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.9号, (2004. 03) ,p.140- 144
識別番号
ISSN
13420453
抄録 「耕して天に至る」とも言われる棚田(rice terraces)は、傾斜地を切り開き、畦を築いて造られ、そこには多大な労力を必要とした。棚田での営農は、低平地よりも厳しい労働を強いられる。また、1区画当たりの面積が小さいことから収量も限られ、大型機械が導入しにくい(できない)こともあげられる。
高度経済成長期頃から過疎化や高齢化、減反政策によって、棚田の耕作放棄による荒廃地が目立つようになった。このような中、1990年代中盤に入ると、棚田の文化的側面や景観面などの注目から、棚田を保全しようとする動きが全国の中山間地域において行政、地域住民の間でみられるようになった。
1999(平成11)年「食料・農業・農村基本法」の制定にみられるように、農業、農村環境の保全に対する政策的対応もなされてきた。とりわけ棚田は、国土保全、水資源の涵養、自然環境の保全などの多面的機能(multiple function)を有していると考えられ、ここに棚田保全に対する今日的意義の1つを見出すことができる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 9号
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