| |
詳細
閲覧数:1542
ID |
AN10533924-20050300-1007 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
|
タイトル |
『偐紫田舎源氏』の書誌的考察
|
著者 |
増山 久美子
(Masuyama kumiko)
|
奈良大学大学院生
|
|
版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.10号,
(2005.
03)
,p.65-
69
|
|
識別番号 |
|
抄録 |
文政十二年(一八二九) に江戸の書物問屋、鶴屋喜右衛門から出版された『修紫田舎源氏』(以下、『田舎源氏』と略称する)は、江戸時代末期の大ベストセラー作品である。その熱狂的な人気について、同じく江戸時代末期の読本作者、滝沢馬琴はその著書『近世物之本江戸作者部類』の中でこのように述べている。
文政十三年の春の新板田舎源氏といふ合巻冊子世評噪しきまでに行はる
全三十八編、七十六冊にも及ぶ長編作品でありながら、今日でも当時の版本が揃本として存在しているのもこのような人気作であったためであろう。小論では現存する版本の中から特に、奈良大学に所蔵されている揃本の二点(以下それぞれ、奈良大甲本、奈良大乙本と略称する)と、同じく揃本である永井研究室所蔵本(以下、永井本と略称する) の三点を使って、以下のような比較・検討を行った。 |
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
|
関連アイテム |
|
|