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詳細
閲覧数:1408
ID |
AN10533924-20060300-1016 |
アイテムタイプ |
Article |
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タイトル |
古代鉄生産における木炭の研究
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著者 |
島津 功
(Shimazu isao)
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奈良大学大学院生
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.11号,
(2006.
03)
,p.84-
85
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識別番号 |
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抄録 |
遺跡の発掘調査において、当時の人々がなんらかの意志をもって製炭し、使用されたと思われる木炭がしばしば出土する。しかし、その遺跡から出土した木炭が、その遺跡・遺構でどのように使用されていたかを示す研究が十分に行われていないように感じる。例えば、遺構よりそのような木炭が出土したとしても、その木炭がどういった用途で使用されたのかを判断する場合、木炭の樹種や状態がどうであれ、遺構の解釈がそのまま適用されている場合がほとんどである。これは、遺構の性格が明確にならなければ、木炭の使用用途も明確にされないということである。
しかしながら、近代に使用される木炭は、それぞれの樹種が持つ特性を利用し、目的に応じて樹種の選択が行われ、金属生産の精錬・鍛冶で使用される木炭においては、それがより明確である。
そこで、今回、古代鉄生産遺跡から出土する木炭と近代で使用されている木炭との比較を行い、出土する木炭からその遺構の性格に一考察を加えることができるかどうかを検討することとした。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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