奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:3500
ID AN10533924-20060300-1051
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN10533924-20060300-1051.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 123.4 KB
Last updated : Nov 9, 2011
Downloads : 3357

Total downloads since Nov 9, 2011 : 3357
タイトル 永正の錯乱以降における細川氏の本庶関係―典厩家を軸として―
著者
西原 正洋 (Nishihara masahiro)
奈良大学大学院生  
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.11号, (2006. 03) ,p.169- 172
識別番号
ISSN
13420453
抄録 細川京兆家と庶流家の関係は、本家京兆家と庶流家の結びつきが強く、いわゆる「同族連合体制」と呼ばれる体制をとっていると詳細に述べられている。先行研究の中で、「同族連合体制」論の論議は、京兆家の側からの論理に基づく議論が中心であった。すなわち、京兆家が庶流家を内衆による「統制」をするなど、庶家を京兆家がどう動かしたことに、主眼に置かれてきたように思われる。確かに「同族連合体制」は京兆家側からの庶流家への強い影響力があったことは間違いないであろうが、庶家側から見てもただ単に「統制」されるものではなく、庶流家にも当然の事ながら「同族連合体制」の利点の一端を享受していたと考えるのが自然であろう。また、「同族連合体制」の解体の時期は諸説によりまちまちだが、おおむね政元暗殺以前とする意見が多い。しかし、私は政元暗殺以後も細川氏が一族で行動したことが史料上からも散見され、「同族連合体制」が変質しながら、しばらくは存続していたと考えており、それに基づいて考察することとする。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 11号
関連アイテム