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詳細
閲覧数:2009
ID |
AN10533924-20070300-1006 |
アイテムタイプ |
Article |
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タイトル |
ドメスティック・バイオレンスの発生要因に関する研究レビュー
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別タイトル |
Review of generation factor concerning Domestic Violence |
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著者 |
小畑 千晴
(Obata chiharu)
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奈良大学大学院生
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.12号,
(2007.
03)
,p.41-
54
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識別番号 |
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抄録 |
家庭内暴力にはさまざまな形があるが、中でも夫から妻に対する暴力、すなわちドメスティック・バイオレンス(DV)の発生件数の増加が著しい。そこで、まず本稿ではDVの発生原因について、社会的文脈、男性的文脈、女性的文脈からレビューを行い、課題を明らかにした。その上で、この問題について先行研究の中では、相互作用的な視点から検討されていなかったため、本稿ではBion(1961)、Hafsi(2005)の理論である「原子価Valency」を導入し、DVの発生要因について検討した。それによると、DVのある夫婦は、互いにある特徴的な原子価を示していることと、二人の病理的依存による結果であると考えられた。従って、DV問題の解決のためには、社会に対するDVの啓発や加害者男性に対する治療や教育プログラムの実施だけでなく、夫婦二人のカウンセリングが必要であると言えよう。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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