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ID AN10533924-20080300-1002
アイテムタイプ Article
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本文 AN10533924-20080300-1002.pdf
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Last updated : Nov 11, 2011
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タイトル 不登校の親子関係についての一考察 : 子どもの思春期課題と親の中年期課題との相互作用から
別タイトル
A Study on the Relationship between Parents and Children in Non-attendance at school : Interaction between Problems in Adolescence and Problems in Mid-life
著者
林 郷子 (Hayashi kyoko)
奈良大学大学院 社会学研究科
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.13号, (2008. 03) ,p.1- 11
識別番号
ISSN
13420453
抄録 不登校について、思春期の子どもと中年期の親の心理発達的な課題から、とくに分離不安に焦点を当てて検討した。思春期は、親からの心理的自立が中心課題となる時期であり、中年期は、子どもの自立に伴い、養育役割の喪失を体験する時期である。この過程で生じる双方の分離不安が様々な要因により強化されると、親子の分離は困難なものとなり、時には不登校の長期化の一因ともなりうる。本論では、思春期の子どもが不登校となった母親の事例を提示し、この分離不安の絡まり合いについて考察した。その中で、分離に伴う喪失感や寂しさの感情を、特に親の側が、いかに気づき抱えるかということが、依存的な融合状態から抜け出すために重要であることが見いだされた。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 13号
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