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ID AN10533924-20080300-1012
アイテムタイプ Article
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本文 AN10533924-20080300-1012.pdf
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Last updated : Nov 11, 2011
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タイトル 交互ぐるぐる描き物語統合法(MSSM法)における誘発線の機能について―青年期後期を対象とした一考察―
別タイトル
Function of trigger line on Mutual Scribble Story Marking (MSSM)―as study for late adolescence―
著者
藤内 三加 (Tonai mika)
奈良大学大学院生  
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.13号, (2008. 03) ,p.141- 150
識別番号
ISSN
13420453
抄録 本研究の目的は、MSSM法の臨床的治療効果の指標をつくるための基礎的研究である。まずは、① スクリブルからMSSM法までの描画法の変遷を記述し、② セラピストが描く誘発線とクライエントが投影するモチーフとの関連性、特にセラピストが尖った描線を描き、クライエントが描線にモチーフを投影するまでの時間が長いことはクライエントへどのような心理的な影響力を及ぼしているのかを検討することである。21歳から29歳の青年期後期にあたる大学生と大学院生18名(男性9名、女性9名)を対象にMSSM法を半構造化面接法で実施した。得られた資料を基に、尖った描線に絵を投影した反応時間の平均値とぐるぐるした描線に絵を投影した反応時間の平均値をT検定を用いて比較した。結果は、2つの反応時間の間には有意差が認められた。このことから、尖った描線をみると、調査対象者になんらかの影響を及ぼし描線に絵を投影するまでの反応時間が遅くなることが言える。また、MSSM法実施後のインタビューにおいて、「尖った描線をみると、窮屈さや緊張感を感じる」と述べた調査対象者が66.7%と多くみられた。さらに、「尖った描線への反応時間が長いこと」と「窮屈さ」や「緊張感」との関連性についても考察した。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 13号
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