奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.13号,
(2008.
03)
,p.210-
216
識別番号
ISSN
13420453
抄録
本稿では、日常からの「地域防災活動は誰が担うのか」ということを以下の4点から考えた。
① 被害は、災害が直接与えているというよりも社会的背景によるものになってきている
②1997年の阪神・淡路大震災以後注目されている「災害ボランティア」が、被災地に向かう場合の新聞報道と被害状況
③ 地域防災力向上のための一つの方法としての「ハザードマップ」の問題点と示し方
④ 阪神・淡路大震災以後、ボランティア活動が活発化してきたが、「ボランティア」の社会的役割の歴史と今後の動向
以上の4点である。