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詳細
閲覧数:1790
ID |
AN10533924-20090300-1019 |
アイテムタイプ |
Article |
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タイトル |
近代化遺産としての煉瓦建築の保存技術研究
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著者 |
酒井 真志
(Sakai masashi)
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奈良大学大学院生
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
Vol.14号,
(2009.
03)
,p.192-
193
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識別番号 |
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抄録 |
日本に於ける近代はまさに激動の時代だった。それまでの伝統的日本社会がありとあらゆる場面で大きく変革され、現在に繋がる直接の土台となるものが形成された時代である。こうした時代の名残を現在に伝えるものに近代化遺産(近代土木遺産・近代建築遺産・近代産業遺産などの分野を内包)というものが存在する。日本では90年代半ばほどから、紹介がされ始め、近代化遺産が指定対象となる登録文化財という分類も文化財保護法に加えられるなど、徐々に社会に認知されてきているものである。しかし、例えば寺社仏閣や工芸美術品に比較すると、鉄道施設、運河施設、旧官庁など「いかにも文化財」として一般にも分かりやすいものは少ない。このため、紹介されはじめ、登録文化財制度発足より10年程経つが、現在でもまだ多数のものが現存することもあり社会からの認識が低い。これにより消滅の危機に瀕しているものが多い分野である。また、近代化遺産という分野自体が新しい分野で有ることもあり、全体として専門家が少なく、全てのものに手が回りきらないという現状もある。そこで、本研究ではこうした近代化遺産の現状を纏めると共に、これらの現状でも可能な保存法を提案するものである。また、非常に多様な構造を持ち、様々な材料が用いられているのが近代化遺産である。そこで、本研究ではその対象を煉瓦に絞り研究を進めていくこととする。 |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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