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ID AN10533924-20110300-1010
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Last updated : Nov 23, 2011
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タイトル 日本における壁画古墳の存在意味
別タイトル
Consideration to the wall painting of ancient tombs in Japan
著者
赤井 友洋 (Akai tomohiro)
奈良大学大学院生  
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.16号, (2011. 03) ,p.157- 168
識別番号
ISSN
13420453
抄録 これまで保存修復の対象として注目されてきた高松塚古墳・キトラ古墳をはじめとする装飾・壁画古墳を朝鮮半島に存在する壁画古墳との構図比較からその存在の独自性、及び信仰による宗教美術としての存在意味について日本・朝鮮半島それぞれの代表的な古墳壁画の構図から検証した。構図からみると日本の装飾石棺墓・古墳は朝鮮半島のものとは異なったものであり、また高松塚古墳・キトラ古墳の壁画は逆に朝鮮半島に見られる壁画と共通する部分が多く、それは日本に存在していた装飾古墳とはことなるものである。信仰の場合においても日本において仏教伝来以降の宗教は仏教と神道のみと思われがちであるが、八角墳や干支といった仏教にはない部分の存在から信仰とは別に風習として道教が存在していたことがうかがえる。日本における壁画古墳の存在する意味は、美術作品としての存在もさることながら当時の日本の信仰や風習を今につたえるものであるとみている。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 16号
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