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ID AN10533924-20120300-1002
アイテムタイプ Article
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本文 未公開
タイトル リーダー像と対人間の無意識的『絆』 : 原子価論に基づくリーダーシップ論
別タイトル
The leader conception and interpersonal unconscious bond : A leadership theory based on valency theory
著者
Med Hafsi (Meddo hafushi)
奈良大学大学院 社会学研究科
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.17号, (2012. 03) ,p.1- 15
識別番号
ISSN
13420453
抄録 精神分析におけるリーダーのパーソナリティやリーダーとグループの相互作用に関する多くの言及にもかかわらず、リーダーシップを明確にしようとする精神分析的理論がない。従って、本稿では筆者は、原子価論という頂点に立って、リダーシップの機能やリーダーの類型を明らかにしようとする精神分析的な理論を提唱した。原子価論から考えれば、リーダーシップは、対人関係的な現象であり、リーダーと部下(グループ)の原子価の水準での繋がりの結果である。そう言う意味で、原子価論に基づくリーダーシップ論(VLT)は、多くのリーダーシップモデルを含む。VLTから見れば、リーダーシップは一種のコンテインメント過程である。リーダーとグループ(部下)は、お互いを、Bionのいう意味でコンテインすることを可能にする課程である。更に、VLTは類型論でもある。リーダーシップの性質、内容、類型は、リーダーの『原子価構造』を反映している。VLTによれば、原子価の場合と同様に、『依存』、『闘争』、『つがい』、『逃避』といった4つのリーダーシップ類型が存在する。VTLにおいては、普遍的に「良い」リーダーシップが存在しない。存在するのは、『程良いリーダーシップ』のみであると考えられる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 17号
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