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閲覧数:1952
ID AN10533924-20120300-1005
アイテムタイプ Article
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本文 未公開
タイトル 親の役割の認知が及ぼす青年期における抑うつへの影響
別タイトル
Influence on depression in the youth that the recognition of parents' roles causes
著者
服部 一史 (Hattori kazufumi)
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.17号, (2012. 03) ,p.53- 67
識別番号
ISSN
13420453
抄録 本研究では、大学生からみた親の役割(養育態度)と抑うつとの関連性において考察していく。また、母子家庭・父子家庭に着目するだけでなく、兄弟姉妹と学生との距離においても着目点として考えていくものである。
両親がいる家庭のみ(114名)を対象に質問紙調査を行った。質問紙は、CRS・親の養育態度尺度改良版・家族関係単純図式投影法を川いた現在の家族関係は4つ、理想の家族関係は5つに分類された。分類した家族関係と抑うつとの関係性は示されなかったものの、女子学生における「父親」との関係性が抑うつに影響することがうかがえた。母子家庭と父子家庭においては、対象となる被験者数が少なかったものの、学生への関わり方の違い(母子家庭は関わりが少なく、父子家庭は多い)、注意や抑制の違い(母子家庭は適度な注意、父子家庭は干渉や抑制が多い)がみられた。また、兄弟姉妹のいる学生(ll3名)を対象に分析を行ったところ、抑うつとの関連性は示唆されなかったものの、父一学生との距離が離れている者は兄弟姉妹との距離も離れていることが示唆された。学生と兄弟姉妹との距離が直接抑うつに関連してはいないが、兄弟姉妹との距離間を学生自ら調整することにより抑うつを抑えていること、養育者自身の学生との距離感の問題が考えられた。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 17号
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