奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:1675
ID AN10533924-20130300-1004
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN10533924-20130300-1004.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 3.5 MB
Last updated : May 28, 2013
Downloads : 5551

Total downloads since May 27, 2013 : 5551
タイトル 鉄製遺物の科学的保存処理に関する脱塩処理法の研究 〜水酸化リチウム水溶液とアルコール溶液の併用法の有効性〜
著者
大江 克己 (Oe katsuki)
奈良大学大学院
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.18号, (2013. 03) ,p.29- 44
識別番号
ISSN
13420453
抄録 本稿では、水酸化リチウムアルコール溶液法の改良を目的とし、水酸化リチウム水溶液法と水酸化リチウムアルコール溶液法の併用法(LiOH 併用法)を検討するため、Cl−溶出効果の比較実験・脱アルカリ処理の検討及び脱塩処理後の再発実験を行った。Cl−溶出効果の比較実験より、LiOH 併用法は、水溶液を用いる高いCl−溶出効果を残しつつ、溶媒をアルコール置換させることが可能であることがわかった。また、脱アルカリ処理においても純水を使用しないため、腐食の再発の危険性を回避することが可能である。脱塩処理後の再発実験の結果、セスキカーボネート水溶液法より重量増加量が低いことがわかった。要因として、脱塩処理中や脱アルカリ処理中の純水の使用頻度の差と考えられる。より詳細な検討が必要であるが
脱塩処理中及び脱アルカリ処理中に純水の使用を抑えることにより、脱塩処理後の腐食の発生を軽減させることができる可能性を示唆するものと推測する。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 18号
関連アイテム