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ID AN10533924-201902-1102
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Last updated : Aug 10, 2019
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タイトル 唐招提寺の組法具について
著者
羽良, 朝風 (Hara Asakaze)
奈良大学大学院生
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). No.24  (2019. 2) ,p.134- 119
識別番号
ISSN
13420453
抄録 " 唐招提寺の金銅組法具は、いわゆる種子鈴を含む遺品として、この種の法具中で重要である。本稿では、組法具を構成する各法具の形式および細部意匠を中心に考察し、その成立について検討した。
 独鈷杵・三鈷杵・五鈷杵・五鈷鈴を金剛盤に配置した唐招提寺組法具は、かねてよりその一具性について指摘があり、細部意匠の違いから、独鈷杵と三鈷杵、五鈷鈴(五種子鈴)と金剛盤を同工のものとし、五鈷杵は異なると考えられている。ここではまずこの問題について検証した。次に、組法具と形式や細部意匠の上で近親性が認められる作例として西大寺の組法具三件を取りあげ、両者を比較の上、同様の考察を行った。
 その結果、両者には類似する細部意匠が認められるところから、唐招提寺の組法具は西大寺法具の影響を少なからず受けたものと推測できた。また、背景として、唐招提寺の再興事業と法会等について考察し、この組法具を十四世紀の製作であることを推定した。"
キーワード
①密教法具
②金剛杵
③金剛鈴
④種子鈴
⑤唐招提寺
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 24号
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