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ID AN10533924-202002-1103
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Last updated : Mar 17, 2020
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タイトル 和歌山県紀三井寺の近世鰐口
別タイトル
The early‐modern Temple‐gongs(Waniguchi) of Kimii-dera in Wakayama.
著者
日高, 結友 (Hidaka, Yu)
文学研究科
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). No.25  (2020. 2) ,p.136- 124
識別番号
ISSN
13420453
抄録 " 鰐口は寺院の軒先に掛けられ、鼓面を打って使用される梵音具であるが、大小さまざまな法量のものが見られる。小型の作例は、鉦鼓や打楽器のように使用された可能性があり、大型のものは一般的に仏堂正面の軒先に奉懸され、銘記をもつものも多くなる。また、銘記に寺院や神社の再建の経緯を加える例も散見される。このことから、寺社堂復興や大型鰐口の寄進を通して、権力者が民衆や僧侶、神仏にその影響力を示したとも考えられる。
 奈良時代の創建と伝える紀三井寺は、西国三十三所観音霊場として、今日なお和歌山県内における屈指の信仰の寺として知られている。
 本寺には、仏像・仏画をはじめ優れた仏教美術作品が伝存しているが、本稿では近世期に造られた鰐口四口について紹介し、その製作の背景について銘記をもとに考察する。"
キーワード
①鰐口
②梵音具
③紀三井寺
④近世仏具
⑤粉河鋳物師
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 25号
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