ID |
AN10533924-20210200-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10533924-20210200-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 455.5 KB |
Last updated |
: Jun 19, 2021 |
Downloads |
: 3729 |
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タイトル |
むなしさと不安を訴えたLGBT(FtM)との心理療法過程 : 性別違和と向き合う
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別タイトル |
Psychotherapy with a female-to-male transgender client presenting with emptiness and anxiety: Facing gender dysphoria |
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著者 |
藤内, 三加
(Tounai, Mika)
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奈良大学大学院生
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版 |
Publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
No.26
(2021.
2)
,p.19-
32
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識別番号 |
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抄録 |
LGBTの人たちの中には、性的指向や性自認を告白することによって、「自分を偽ることなく生きていきたい」と思っている人が多く存在すると考えられるが、典型的でない性別表現を笑うなど否定するような会話や反応が日常的にある環境では、告白することは現実的に難しい。ひとりひとりのLGBTの人たちが、臨床心理学的な援助を求めてくることがあるとしたら、それは特定の性別に押し込められているがゆえに、存在を認めてもらえないことの苦痛のためになのではないだろうかと考える。本論は、むなしさと不安を訴えた事例の心の在り方を、LGBTの置かれた社会的背景をふり返った上で考察するものである。存在を認めてもらえないことの苦痛という問題が、事例の不適応の根底にあると考えられる。 |
キーワード |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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