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ID AN10533924-20210200-1102
アイテムタイプ Article
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Last updated : Aug 9, 2022
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タイトル 長谷川等伯と法眼落款Ⅱ : 「探梅騎驢図屏風」(相国寺蔵)を中心に
別タイトル
Hasegawa Tohaku and Hogen Ⅱ: Focusing on "Riding on a Donkey inquest of Plum Blossoms" (Shokoku-ji,kyoto)
著者
三宅, 良宜 (Miyake, Yoshiki)
奈良大学大学院生
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). No.26  (2021. 2) ,p.206- 190
識別番号
ISSN
13420453
抄録 " 本稿で扱うのは、数多くある等伯作品のうち、晩年作とされる「探梅騎驢図屏風」(相国寺蔵)である。今回「探梅騎驢図屏風」の調査という非常に貴重な機会を得られた。本稿では、この調査を基に「探梅騎驢図屏風」の画風や法眼落款の検討を行い、「探梅騎驢図屏風」を長谷川派作品であるとする根拠について述べた。
 画面には、隣華院山水図襖絵と近似する構図やモチーフが見られた。また、皴は等伯晩年作とされる作品に見られる斧劈皴に近似している。
 ただし、多くの部分に補筆があることが判明した。例えば、高士や童子の顔の輪郭線などである。また、後補も見られた。左隻第五扇の金泥は、金泥を刷く向きが不揃いであるから、後補の可能性が高いと見られる。
 以上から、「探梅騎驢図屏風」は現状では等伯真筆の可能性が低く見える作品と言えるだろう。しかし長谷川派の作品であることに間違いない。"
キーワード
①長谷川等伯
②法眼落款
③探梅騎驢図屏風
④相国寺
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 26号
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