奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:0
ID AN10533924-20220200-1105
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN10533924-20220200-1105.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 460.2 KB
Last updated : Jun 30, 2022
Downloads : 556

Total downloads since Jun 30, 2022 : 556
タイトル 奈良大学所蔵の掛幅について : 墨江武禅・大西圭斎・瀧和亭
別タイトル
Hanging scroll in the collection of Nara University : Focusing on Suminoe Buzen, Onishi Keisai, and Taki Katei
著者
三宅, 良宜 (Miyake, Yoshiki)
奈良大学大学院
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). No.27  (2022. 2) ,p.130- 122
識別番号
ISSN
13420453
抄録 " 本稿では、学校法人奈良大学が所蔵する掛幅のうち、墨江武禅、大西圭斎、瀧和亭の掛幅作品三幅を紹介する。
 最初に墨江武禅「楼閣山水図」を紹介する。墨江武禅は大坂で活躍した絵師である。この「楼閣山水図」は木や人物などに雪舟の画風を想起させる要素が見られた。制作年代は判明しなかったが、武禅が雪舟作品を学習していたと証左できる作品であろう。
 次に大西圭斎「蓮池群鷺図」を紹介する。大西圭斎は江戸時代後期の南画家である。「蓮池群鷺図」は画中に圭斎による賛文が書かれ、それによって本作が文化九年(一八一二)に制作されたことが判明した。
 最後に瀧和亭「七香図」を紹介する。瀧和亭は明治時代に活躍した南画家である。のちに帝室技芸員に任命された。「七香図」は輪郭線を使わない没骨のみを用いて描かれている。画中の賛文から明治二十一年(一八八八)に制作されたと判明した。
 以上の三作品を紹介し、いずれも貴重な作例であることを見出した。"
キーワード
墨江武禅
大西圭斎
瀧和亭
奈良大学
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 27号
関連アイテム