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ID AN00181569-19751200-1007
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Last updated : Nov 19, 2010
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タイトル 中世都市カンブレ一前史の一考察
別タイトル
A Study on the Early History of Cambrai, One of Medieval Cities
著者
守山 記生 (Moriyama norio)
文学部
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.4号, (1975. 12) ,p.81- 89
識別番号
ISSN
03892204
抄録 中世都市の形成史において,1077年,カンブレー(C.anlrai)に起きたコミューン運動は,最も古い時期に属するのは周知のことである.この政治運動は,他都市のコミューン運動には殆んど見られない過激な闘争形態をとったけれども,商人ら住民による・F和を求める防衛組織を実現する誓約団体の結成を通じて,カンブレー自体の都市史に一時期を画した.更に,この運動が,周辺のコミューン運動の発火点として広汎な反響を及ぼしたことは,それなりに歴史的な評価に値するものである.
しかし,この運動が直接の原因はともかく典型的に都市タィフの政治闘争を展開し得た基盤は,一朝一夕に出来たのではなく,長期に及ぶ過程を経て形成されたものである.その際,司教の都市的形成力が大いに注目される.以下では,コミューン運動期を迎えるまでのカンブレーについて考えてみたい.
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 4号
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