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ID AN00181569-19761200-1015
アイテムタイプ Article
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Last updated : Nov 22, 2010
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タイトル 淀川流域の水収支
別タイトル
Water Balance in the Drainage Area of Yodo River
著者
吉越 昭久 (Yoshikoshi akihisa)
文学部
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.5号, (1976. 12) ,p.244- 263
識別番号
ISSN
03892204
抄録 我国の水資源は,赴湯水の如く使う、などという諺にも見られるように,長い間,豊富であると信じられてきた.しかし,降水や流出の特性を考えると,水が地表に存在する期間が極めて短く,かつその分布が,地域的・季節的に偏在している.このような事実に基ずいて,一人当りの水の量を諸外国と比較すると,我国の水資源は一概に豊富であるとは言い難い.古くから,治水・利水両面に於て,水からの防禦,水の獲得に関する対策がとられ,現在でも,そこに起因する問題,あるいは新たな問題等が数多く提起されている.その中でも,特に水不足という問題が大きな社会問題となっているが,これは昭和30年代以降の日本経済の高度成長に伴う工業用水・生活用水の激増と,大都市圏への人口・工業等の過度の集中によって,ひき起こされたものに他ならない.このような水の量の問題に関して,水文学や地理学の分野で,具体的な流域に於ける水の定量的把握をおこなっている業績は,近年多くなりつつあるが,まだ今後の研究に待たねばならない部分も多いのが現状である・本稿では,以上のような問題を明らかにするために,淀川流域を例にとって,水収支法による水の定量的把握をおこなう.
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 5号
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