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閲覧数:2066
ID |
AN00181569-19811200-1014 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-19811200-1014.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 403.2 KB |
Last updated |
: Nov 30, 2010 |
Downloads |
: 1744 |
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タイトル |
長生きする老人の条件: 特別養護老人ホーム・梅寿荘在所老人の社会心理学的研究
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別タイトル |
Condition of the Long Lived Aged: Social Psychological Study of the Aged living in Baijuso; the Special Nursing Home for the Aged |
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著者 |
片野 卓
(Katano takashi)
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教養部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.10号,
(1981.
12)
,p.139-
151
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識別番号 |
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抄録 |
本稿は,施設老人に関する既発表拙3論,「老人の"死にゆく過程"と"適応"に関する社会心理学的研究」('79),「老人の"死にゆく過程"と精神・心理的ケアの必要性」('80),「老人ホーム職員の処遇姿勢に関する研究」('81)の第4論に当るものである.特別養護老人ホームにおける老人の死にゆく過程には,「社会死→精神死→身体死」のプロセスがみられることを実証したのが第1論であり,第2論ではそれを精細に追跡し,いわゆる「身体的障害」より「精神・心理的な障害」が重層かつ続発していく事実を実証した.したがって第1論では老人の生命維持のための「施設への適応」を重視すべきこと,つまり職員は入所老人の施設適応に主点をおいた処遇が必要であることを強調したが第2論では老人の「死への適応(安らかな死)(死の受容)」へいざなうための精神・心理的ケアが重要であることを主張した.第3論では,全国の老人ホーム生活指導員を対象とした「処遇姿勢」の実態(意識)調査を実施し,その結果旧来の「老人を保護・収容し"指導する"」といった姿勢の指導員は減少しつつあるが,私立(法人立)より公立系の職員に,未だそうした意識から脱け切れない人たちが多いことや,若年・高学歴層,そしてキリスト系施設の職員が老人のニードに即した近代的な"サービス的"姿勢をもっていること等々を実明した.本稿は,上記3論を基礎仮説としたものであるが,とくに第1論での長命維持,すなわち老人の「施設への適応」に焦点をおき,「長生きする条件」について追試しようとするものである. |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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