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ID AN00181569-19811200-1017
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タイトル メチル 4-ο-(メチル α-D-ガラクトピラノシルウロネート)-β-D-ガラクトピラノシドパーアセテートのマススペクトルについて
別タイトル
Mass spectra of peracetate of methyl 4-0-(methyl α-D-galactopyranosyluronate)-β-D-galactopyranoside
著者
藤原 剛 (Fujiwara tsuyoshi)
教養部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.10号, (1981. 12) ,p.173- 177
識別番号
ISSN
03892204
抄録 マススペクトルは微量で測定が可能な事,得られる情報が多く構造解析に有用な事などから広範な有機化合物の構造研究に利用され不可欠の手段となっている.糖類は一般に蒸気圧が低く遊離の状態では測定が困難である.そのため,種々の誘導体が開発されており,メチルエーテル,トリメチルシリルエーテル,トリフルオロアセテート,アセテートなどが用いられている.このうち揮発性の高いメチルエーテル,トリメチルシリェーテルなどが賞用されている.アセテートは調製が比較的容易で,しかも結晶化しやすいという長所にもかかわらず,マススペクトルにおける解裂が複雑なことなどから研究例はそれほど多くない.しかしながら I. R. や N. M. R. などに用いた試料をそのまま利用できる事など利点が多い.一般に糖類では電子衝撃(EI)マススペクトルの場合はエネルギーが大きすぎるため,イオンの解裂がすすみすぎ,分子イオンが検出されない事が多い.更に高質量部も一般に強度が小さく解析が困難な事が多い.一方化学イオン化法(CI)マススペクトルは低エネルギー下での解裂であるので分子イオンが得られる事が多く,高質量部のイオン強度も大きい. CI マススペクトルは開発されてまだ新しく,報告も少ない.そこで本研究では EI および CI マススペクトルの双方を測定しながら,フラグメントイオンの構造解析を行なった.
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 10号
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