| |
詳細
閲覧数:1870
ID |
AN00181569-19821200-1002 |
アイテムタイプ |
Article |
このアイテムを表示する |
|
本文 |
AN00181569-19821200-1002.pdf
Type |
: application/pdf |
|
Size |
: 630.1 KB |
Last updated |
: Nov 8, 2010 |
Downloads |
: 2687 |
Total downloads since Nov 8, 2010 : 2687
|
|
|
タイトル |
政治地理学の領域と世界の首府
|
別タイトル |
The Scope of Political Geography and the World Capitals |
|
著者 |
|
版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.11号,
(1982.
12)
,p.11-
33
|
|
識別番号 |
|
抄録 |
政治地理学は国家,領土,国民3者の地域的構成とその動態を研究するから地理学部門の中では最も政治面や行政面に関係深く,一たび思想や歴史を異にした国と国とが対立すると,第三者の客観的判断を困難ならしめることさえある.戦前の政治地理学研究はややもすると国際関係のみを主にした地政学的な観点からのみ自国領土の保全と拡張,つまり自国の侵略を正当化し,国境問題等の研究に焦点があてられたが,戦後の政治地理学はG.Taylorが編著『20世紀の地理学』中で論んじたように平和の政治地理学("Geopacifcs"でなけれぽならない.世界のあらゆる国々の共存共栄と人類の平和,住民の福祉向上に資するものでなければならない.核兵器による戦争の悲ざんさを経験した敗戦国日本の場合,幸いにも終戦後今日まで37年の平和を維持し,その間沖縄の話し合いによる祖国復帰をみてからも既に15年になる.しかしなお米軍基地は完全に撤去されたわけではない.けれども今後の日本は政治的にも経済的にも国際間の孤児になることなく,しかもあの敗戦時に誓った中立と戦争放棄を忘れてはならない. |
言語 |
|
資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
|
関連アイテム |
|
|