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詳細
閲覧数:1830
ID |
AN00181569-19831200-1006 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-19831200-1006.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 782.5 KB |
Last updated |
: Nov 9, 2010 |
Downloads |
: 3588 |
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タイトル |
伊賀における小地域集団としての「小場」
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別タイトル |
"Koba" Commune as a Small Socio -areal group in Iga |
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著者 |
野崎 清孝
(Nozaki kiyotaka)
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文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
Vol.12号,
(1983.
12)
,p.69-
104
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識別番号 |
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抄録 |
村落構造を解明するに当たって村落を自生的,自然発生的個体としてとりあげるか,制度的,行政的個体としてとりあげるかの問題がある.両者は相互に結びつき関係している場合もあって完全に区別して考えることはできない.村落はそこに社会生活が営まれるとともに行政的にもそれが利用されるいくつかのミクロな集団によって組成されている.これらの地域細胞というべき単位を小地域集団と呼び,例えば近畿では垣内,讃岐では免場・同行,薩摩・大隅では方限・門,周防・長門では組・小村,紀伊では小名,壱岐島では触・講中,小豆島ではジョなどの名称がある.これらのうち免場と同行,方限と門,組と小村,触と講中はそれぞれ小地域集団の上位と下位の関係にある.例えば葬式組やユイ組織の単位として集団をとらえるならば自生的個体,例えば藩政村下の五人組の構成単位として集団をとらえるならば制度的個体としてそれぞれ村落をとりあげることになる.本稿が対象とした伊賀では小地域集団として小場の呼称が普遍的である.しかしてこのことについてはまだ解明されていない点が多く,以下に若干の考察を進めることとする.なお本稿は主として資料提示にとどめ,実態の分析は他日を期することとしたい. |
言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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