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ID AN00181569-19851200-1004
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タイトル 山口県における1969年と1983年の中心地と勢力圏
別タイトル
Central places and tributary areas in Yamaguchi Prefecture, 1969-1983.
著者
碓井 照子 (Usui teruko)
文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.14号, (1985. 12) ,p.52- 75
識別番号
ISSN
03892204
抄録 中心地と勢力圏の動態的な変化や中心地の発展過程を扱った研究の多くは,中心地の階層区分や勢力圏の設定に関する指標が年次によって異なり,同0基準,同一資料で比較を行っナこ研究は少ない.アメリカにおいても中心地機能の階層性が年次的に如何に変化するかを扱っナご研究はあるが勢力圏までも対象にしアこものはあまりみられない.それは,中心地の階層区分や勢力圏設定法に使用される指標が研究者によって異なり,一定の基準が確立されていないことに起因する.
本研究の目的は,この点を踏まえつつ1969年と1983年における山口県の勢力圏構造の比較を両年次に共通な同0の指標,同一の基準で行おうとするものであり,まナこその中間報告である.さらに本稿は,すでに発表した拙稿の資料編としての意味もあり,山口県における中心地機能の分類表,及び各中心地の中心地指数等の詳細な一覧表を明示した.山口県における中心地のi勢力圏構造については,すでに西村睦男の研究がある.西村は職業別電話帳より157種類の中心地機能を集計し,中心地指数を求めている.さらに中心地指数の平方根(距離指数)を加算することにより勢力圏を設定しているのである.筆者もこの西村の勢力圏設定法に基づき,両年次の勢力圏を画定する.しかし,中心地指数の算出が西村の勢力圏設定法においては最も重要であるが,狭域機能の選定については客観的な基準が明示されていない.筆者は,拙稿において狭域機能の選定基準を中心地機能の階層分類によって明確に提示した.そこでは,職業別電話帳より,1969年と1983年の中心地数行列を作成し,因子分析を行うことによって中心地機能の分類を行っナこ.両年次より中心地機能の立地集積における3因子構造が抽出され,単純構造を示す中心地機能群が中心地の階層構造を示す3因子構造に最も適合した中心地機能群であることを分析した.
本稿では,この単純構造を示す中心地機能群をとり上げ,1969年と1983年における山口県の中心地について中心地指数を算出し,それらの勢力圏を設定し,比較したものである.
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 14号
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