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ID AN00181569-19900300-1009
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Last updated : Nov 1, 2010
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タイトル 理知と信仰: J・ロック『人間知性論』を中心に
別タイトル
Reason and Faith in Locke's Essay concerning Human Understanding
著者
井上 公正 (Inoe kimimasa)
社会学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.18号, (1990. 03) ,p.100- 116
識別番号
ISSN
03892204
抄録 理知(理性)と信仰との関係はすでに聖書において問題にされている(マタイ11:25,1コリント1:18-26)が,この問題は,おそらく,ある信仰とそれとは別に構成された知の体系とが人間の意識にのぼり,対立した場合に生じたといえよう.ヨーロッパの17世紀はキリスト教信仰と近代科学という新しい知の体系とが相対した時期であり,当時の思想家たちはこの関係についていろいろな態度を著作などによって表明している.その詳細については他の研究者の業績に委ねることとし,この小論ではイギリスの思想家J・ロック(1632-1704)がこの問題をどのように考えたかに限定して探ってみたい.なお,これについてはすでにロックの研究者たちによって論じられているが,筆者なりに『人間知性論』を中心に辿ってみることにする.
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 18号
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