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ID AN00181569-19930300-1021
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タイトル 環境不確実性と意思決定過程への参加が組織の従業員の疎外に及ぼす効果
別タイトル
The effects of environmental uncertainty-and participation in decision making on alienation of employees in organizations
著者
小久保 みどり (Kokubo midori)
社会学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.21号, (1993. 03) ,p.323- 334
識別番号
ISSN
03892204
抄録 組織の中で働いている場合、人はどのような時に疎外を感じるのであろうか。職務に関して情報量が不足していたり、職務を遂行した結果が有効であったのかはっきりしなかったりする場合、すなわち仕事をする環境に関して働く人々が感じる環境不確実性が高い場合、働くことに対する疎外はどう変化するだろうか。また疎外はどのようにしたら減らすことができるのであろうか。たとえば意思決定過程へ参加することは職務満足感を増加させるのに効果があることが多い (Locke & Schweiger, 1979) が、疎外を減らすためには効果があるのだろうか。環境不確実性と意思決定過程への参加が職務満足感に効果を及ぼす過程を表すモデルを小久保(1992)は提示した。 Fig.1 (網かけの部分を除く)はそのモデルをその時の研究結果に従って修正したものである。このモデルの中に疎外を追加することはできるのであろうか。そのことを見ていく前に網かけ部分を除いたモデルについて簡単に説明しておきたい(詳しくは小久保,1992を参照)。意思決定過程へ参加すると職務満足感が増大する。また、役割葛藤と役割曖昧性が小さくなり、(E→P)期待(特定のレベルの努力が成功する遂行をもたらすであろう、という期待)と(P→0)期待(遂行がある結果をもたらすであろう、という期待)が高まると、やはり職務満足感は大きくなる。そして役割葛藤、役割曖昧性、(E→P)期待、(P→0)期待には組織的変数、個人的変数、環境的変数が影響を与える。環境的変数の中に、環境不確実性が含まれる。本研究で取り扱う環境不確実性とは、組織のタスク環境の不確実性である。 Thompson (1967)は組織の目標設定と目標達成に関連する環境を「タスク環境」と呼ぴ、この環境から組織に不確実性がもたらされるとした。これが環境不確実性である。環境不確実性をどのような次元で操作化するかについては、 Thompson (1967)が導いた複雑性一単純性、不安定性一安定性という環境の二つの次元に基づく考えが現在ではほぼ定着している(坂下, 1985;野中, 1978)。この二次元は職務内容の空間的な多様性や情報量の次元と、職務内容や情報の時間的可変性の次元のようにとらえられてきた(たとえば Duncan, 1972;坂下, 1985)。本研究では組織で働いている個々人が仕事をする時に知覚する環境不確実性を取り扱う。 Duncan (1972)や Sathe (1974)に従って、働く個々人が知覚する環境不確実性を(1)職務遂行時に情報が不足している程度、(2)職務遂行時の反応のしかたが不明確である程度、(3)職務遂行の結果が有効なものであったのか不明確である程度、の三つの次元からとらえる。モデル中のその他の変数について、以下簡単に説明する。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 21号
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