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ID AN00181569-19940300-1010
アイテムタイプ Article
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Last updated : Dec 2, 2010
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タイトル 花崗岩洞の地形学的研究: 韓国ソウル北方山中の虎岩寺百人窟洞
別タイトル
Topographic Study of a Granite Cave: The Example of a Cave Discovered in a Mountain in the Northern Part of Seoul, Korea
著者
池田 碩 (Ikeda hiroshi)
文学部
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.22号, (1994. 03) ,p.135- 148
識別番号
ISSN
03892204
抄録 花崗岩が広く分布する韓国において、花崗岩地域の組織地形を調査している折、大変特異な山上に位置する花崗岩の洞窟をみつけた。調査の結果、この洞は厚い風化層が発達している山中にあって、局部的に花崗岩の割れ目(節理)の密度がきわめて低い、風化の遅れた部分が巨大な岩峰を形成しているところに位置している。しかも、その岩峰の外側より内部の方が割れ目の密度が高かったため風化が早く進行し、さらにその早く風化した部分が、たまたま下方から抜け岩峰の内部が空洞になってできた洞窟である。すなわち、この洞の形成はきわめてまれな花崗岩の岩質、特に節理密度や風化の差などの好条件がいくつも重なった結果生じたものであることがわかった。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 22号
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