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ID AN00181569-19970300-1003
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Last updated : Dec 2, 2010
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タイトル 奈良盆地の地形学的研究 : その現状と課題
別タイトル
Geomorphological Study of Nara Basin
著者
池田 碩 (Ikeda hiroshi)
文学部
大橋 健 (ohashi tsuyoshi)
文学部
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). Vol.25号, (1997. 03) ,p.41- 63
識別番号
ISSN
03892204
抄録 奈良盆地は近畿中央部の内陸部に発達する南北性構造盆地の代表的な事例である。
 奈良盆地に関する既往の地形の研究成果を整理・総合し、マルチスケールとマルチプロセスという2つの新しい視点から問題を見直した。
 盆地地形は変位・変動変形、堆積による付加変形、そして浸食による除去変形の3つのプロセスの合成によって説明される。
 成因から奈良盆地は、地殻運動によって形成された南北性の古期盆地と、その南半部の大和川水系の浸食作用によって形成された新期盆地の2つに分けられる。盆地の地形形成に最も重要な役割を演じた断層運動は、時代とともにその様式・位置・速度が変化してきている。
 鮮新世末期に出現した古期盆地は、約50万年前の更新世中期以降南北から北東・北西系の共役活断層系が顕署になり、急速に縮小するとともに基盤の地塊化が進み、箱型から菱形盆地に変化してきた。地形発達史のなかで二つの重要な時階が認められる。緩やかな付加変形の行われた湖盆の時階から山地の隆起と盆地の沈降による起伏の対立が鮮明化し、除去変形の卓越した内陸盆地の時階への転換期一虚空蔵山礫層の堆積一と、激しい下刻作用によって低地地形の初原状態が決まった最終氷期である。
 今後の重要な研究課題として、広域的視点から統一的な地形面分類・対比基準の作成と地形面の年代の確定、地形面を鍵にした活断層の活動様式、時期や速度の検討、地形発達史の基礎的情報として高位浸食小起伏面群や盆地地下の基盤起伏を明らかにすることなどがあげられる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 25号
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