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ID |
AN00181569-20220200-1001 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN00181569-20220200-1001.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 1.5 MB |
Last updated |
: Feb 8, 2023 |
Downloads |
: 1456 |
Total downloads since Feb 8, 2023 : 1456
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タイトル |
ヴィトゲンシュタイン哲学、手引き : 或るバージョン
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別タイトル |
Wittgenstein's Philosophy, A Guide : One Version |
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著者 |
丸田, 健
(Maruta, Ken)
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奈良大学文学部
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版 |
publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学 |
上位タイトル |
奈良大学紀要
(Memoirs of the Nara University).
No.50
(2022.
2)
,p.1-
14
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識別番号 |
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抄録 |
本稿は講演用原稿を基に書かれたもので、ヴィトゲンシュタイン哲学の要所と筆者が考える論点を提示することで、彼の哲学の基本理解(の一バージョン)を簡易に伝えることを目指したものである。本稿の内容を以下に示す。(1)前期著作には「意味の像理論」があり、言語は言語外的な世界に根拠づけられ、それとの対応によって意味を持つと考えらた。(2)後期思想では、言葉の文法には自律性があり、それは言語外的な根拠を持つのではない、と考えられるようになった。そして文の意味は世界との対応でなく、実践における使用に求められる。(3)後期思想では言語ゲームの「規則」の概念が重視されるが、他方規則で説明しがたい「二次的意味」の概念への着目もある。心的体験の記述の言語ゲームを展望する際はこの観点が必要となってくるが、この観点は後期思想で完全には展開されていないと思われ、そのさらなる検討がヴィトゲンシュタイン哲学の理解、および解釈の発展のための課題となる。 |
キーワード |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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