奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:0
ID AN00181569-20220200-1010
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN00181569-20220200-1010.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 1.6 MB
Last updated : Feb 8, 2023
Downloads : 693

Total downloads since Feb 8, 2023 : 693
タイトル 地域の持続と伝統祭祀に関する一考察 : 沖縄県八重瀬町の調査事例をもとにして
別タイトル
A Study on the Sustainability of the Community and Traditional Rituals : Based on Survey Case in Yaese Town, Okinawa Prefecture
著者
山本, 素世 (Yamamoto, Soyo)
奈良大学
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学
上位タイトル
奈良大学紀要 (Memoirs of the Nara University). No.50  (2022. 2) ,p.147- 159
識別番号
ISSN
03892204
抄録  筆者は、沖縄県島尻郡八重瀬町にて伝統祭祀や伝統芸能、豊年祭の調査をする機会を得た。伝統的な祭祀や行事は、自治会が中心となって営まれており、十五夜や旧盆の祭祀や行事は地域にとって重要な行事とされている。調査の結果、伝統的な祭祀や芸能に役割を得て、参加することは、かかわっている人々にとって、地域の愛着を醸成していることが見いだせた。役割を果たすことは、住民にとって誇りに思うことであり、「地域の人」になることであった。伝統的な祭祀と行事、芸能に参加することは、どこが自分の地域であるかという自分の地域の範域を認識することにつながっていた。そして、伝統祭祀や伝統芸能を通じて形成された道連れとなるグループの存在が確認でき、それらは、組織化されているものもあった。この道連れの存在は、地域の持続に重要と考えられる。それゆえに伝統芸能や行事の継承は、地域を持続させるための要件の一つになることが見いだせた。
キーワード
沖縄
伝統祭祀と祭
地域への愛着
道づれ
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 奈良大学紀要 / 50号
関連アイテム