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ID AN10533924-20020300-1038
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Last updated : Oct 28, 2011
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タイトル グループにおける情動の変化に関する実証的研究
別タイトル
An Empirical Study On Emotional Changes In Groups
著者
野村 達也 (Nomura tatsuya)
奈良大学大学院生  
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.7号, (2002. 03) ,p.227- 244
識別番号
ISSN
13420453
抄録 本研究は、D-group体験を通じて起こる情動的変化を、Wilfred Bionのグループ理論に基づいて分析した実証的研究である。この概念に基づき、グループにおける基底的想定と情緒的衝動の関係を検討するために5つの仮説を立て、研究を行った。仮説については次の通りである。① グループは不安が増すほど、基底的想定に支配される。② グループは不安が解消されるほど、基底的想定から解放される。③ グループは不安が増すほど、インタラクションが高まる。④ グループは不安が解消されるほど、インタラクションが少なくなる。⑤ 日本人グループにおいて、最も支配的になる基底的想定は、依存基底的想定である。これらの仮説を検証するために、様々な側面からD-groupの情動に関する測定をし、分析を行った。結論としては、基底的想定は情緒的な特性を持った精神活動であり、グループにおける情動の変化が基底的想定の支配と密接に関係があるということの証明に近づくことが出来たといえる。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 7号
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