奈良大学リポジトリ

| Home Login |

XooNIps検索
  
     詳細検索

インデックスツリー

詳細



閲覧数:2295
ID AN10533924-20080300-1005
アイテムタイプ Article
このアイテムを表示する
画像
本文 AN10533924-20080300-1005.pdf
Type : application/pdf Download
Size : 499.2 KB
Last updated : Nov 11, 2011
Downloads : 5983

Total downloads since Nov 11, 2011 : 5983
タイトル スケープゴートの発生におけるグループ心性及びメンバーの原子価の影響に関する実証的研究
別タイトル
An Empirical Study On The Relationship between The Scapegoat Phenomenon and Valency
著者
岡島 真一 (Okajima shin'ichi)
奈良大学大学院生  
publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). Vol.13号, (2008. 03) ,p.43- 58
識別番号
ISSN
13420453
抄録 本研究は、D-グループ(Diagnostic Group)におけるスケープゴーティング現象の心理力動に関する実証的研究である。Bion(1961)の集団理論、特に作動グループ、および基底的想定グループ理論に基づき、D-グループの心的活動を特徴づけた。D-グルーフ.の根源はフランス学派(CEFFRAP)の代表であるAnzieuとその同僚の「groupe de diagnostic」あるいは「診断グループ」にある。またBion(1961)の原子価(valency)理論に基づきD-グループ参加者のパーソナリティを特徴づけた。D-グループに対して、基底的想定尺度(baGS)を実施し、基底的想定グループ(基底的想定タイプ:依存基底的想定、闘争基底的想定、逃避基底的想定、つがい基底的想定)のタイプを測定した。次にD-グループに対してスケープゴート測定尺度を実施し、グループのスケープゴーティング現象の発生および、スケープゴート(scapegoat)を測定した。闘争基底的想定グループにおいてスケープゴーティング現象が発生するという仮説に基づき、結果を吟味した。そして、スケープゴートは闘争基底的想定グループに貢献できない原子価を持つという仮説から、スケープゴート本人の原子価(Valency)をVAT(Valency Assessment Test)によって測定し、スケープゴートと原子価の関係を求めた。
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 13号
関連アイテム