ID |
AN10533924-20240200-1001 |
アイテムタイプ |
Article |
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本文 |
AN10533924-20240200-1001.pdf
Type |
: application/pdf |
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Size |
: 1.4 MB |
Last updated |
: May 14, 2024 |
Downloads |
: 155 |
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タイトル |
北海道開拓期における鉄軌道休廃止 : 釧路鉄道・岩内馬車鉄道の休廃止をめぐって
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別タイトル |
A Study of Railways' and Tramaways' Abeyance and Abolishment in Hokkaido in the exploitation times |
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著者 |
三木, 理史
(Miki, Masafumi)
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文学研究科
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版 |
Publisher |
出版地 |
奈良 |
出版者 |
奈良大学大学院 |
上位タイトル |
奈良大学大学院研究年報
(Annual reports of the Graduate School of Nara University).
No.29
(2024.
3)
,p.1-
18
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識別番号 |
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抄録 |
本稿の目的は、北海道開拓期の釧路鉄道と岩内馬車鉄道の休廃止と北海道の気候条件との関係を明らかにすることにある。 釧路鉄道は、幹線鉄道さえ未形成の道東地域の硫黄山経営への安田善次郎の参画を機に、専用鉄道を一般運輸に変更したものである。通年の約3分1の期間が冬季休業となった。1896年7月の硫黄山の採掘中止で休止となり、その後北海道庁が釧路鉄道を買収した。それを鉄道買収とみる北海道庁の立場と、車両や資材転用目的とみる会計検査院の見解の相違によって紛糾した。岩内馬車鉄道は、函樽鉄道 (北海道鉄道) 経路から外れた岩内町の有志が、同線への連絡向けに建設したが、操業中から積雪のため通年の約3分1の期間に休業を余儀なくされた。同社は、休業によって保線費や車両維持費を節約することで営業収益をあげた。開業から数年で国鉄による軽便鉄道建設が決定し、それへの路線提供によって1912年に廃止が決定した。 |
キーワード |
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言語 |
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資源タイプ |
text |
ジャンル |
Departmental Bulletin Paper |
Index |
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関連アイテム |
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