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ID AN10533924-20240200-1103
アイテムタイプ Article
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Last updated : May 14, 2024
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タイトル 清涼寺蔵仏伝扉絵厨子について
別タイトル
Painting of the Buddha's life on Zushi door panels from Seiryoji Temple
著者
高田, 詩 (Takata, Aya)
奈良大学大学院生
Publisher
出版地 奈良
出版者 奈良大学大学院
上位タイトル
奈良大学大学院研究年報 (Annual reports of the Graduate School of Nara University). No.29  (2024. 3) ,p.94- 78
識別番号
ISSN
13420453
抄録  清涼寺釈迦堂内には扉に仏伝の描かれた厨子が一基安置されている。四方開きで、扉は八面あり、絵は扉の内面に描かれている。内容は「生兜率天」から「分舎利」まで十八場面ある。「涅槃」、「金棺出現」、「金棺不動」、「荼毘」、「分舎利」の場面は十三世紀から十四世紀初頭の作例と類似していることから、それらが典拠となった可能性がある。ただ、本来吉祥草座の場面は降魔前の場面であるにも関わらず、本厨子では降魔後の場面として描かれている。ほか、初転法輪の下部の場面に象が二頭描かれ、初転法輪と後の説法とが同一の場面としてまとめられているなど特色がある。中世仏伝図の作例としての資料的価値は高い。貴重な作例として、ここに紹介するものである。
キーワード
①清涼寺
②仏伝
③厨子
④仏伝図
言語
jpn
資源タイプ text
ジャンル Departmental Bulletin Paper
Index
/ Public / 大学院 / 大学院研究年報 / 29号
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